会の歩み
明治末期 | 河済九一氏(第1期支部長)歯科医院開設 | |
1946年 | 有田敏夫氏初代会長に就任 | |
1948年 | 4月 | 田中敏彦氏第2代会長に就任 社団法人 徳山歯科医師会設立 |
1950年 | 4月 | 小野中庸氏第3代会長に就任 |
1954年 | 4月 | 小野正義氏第4代会長に就任 |
1959年 | 4月 | 田中俊彦氏第5代会長に就任 |
1961年 | 4月 | 井上俊介氏第6代会長に就任 |
1967年 | 7月 | 歯の児童画展開催、歯の無料相談実施(於近鉄松下) |
1968年 | 6月 | 無料健診実施(於近鉄松下) |
1969年 | 4月 | 井本章氏第7代会長に就任 |
1970年 | 4月 | 学童フッ化物塗布事業開始 |
1971年 | 5月 | 口腔衛生資料展開催 |
1973年 | 5月 | 口腔衛生週間行事盛大となる(歯の健康優良児表彰開始) |
1976年 | 9月 | 事務局開設(三師会館) |
1979年 | 2月 | 「う蝕予防とフッ素イオン導入による追跡調査」発刊 |
1979年 | 4月 | 八塚忠孝氏第8代会長に就任 |
1982年 | 6月 | 徳山市保健課と離島・周辺地域の歯科医療について協議 |
1986年 | 8月 | 実年老年健康診査 |
1988年 | 4月 | 小野哲男氏第9代会長に就任 |
1989年 | 2月 3月 |
事務局移転(桜馬場) 休日夜間急患対策検討会 |
1990年 | 3月 | 会館建設推進委員会発足 |
1993年 | 12月 | 徳山歯科医師会館竣工 |
1994年 | 4月 | 休日診療所開設 |
1995年 | 6月 12月 |
歯っぴーデンタルセミナー開催 在宅診療の検討会 |
1996年 | 8月 | パパとママのマタニティ講座 |
1997年 | 4月 | 水津皎氏第10代会長に就任 |
1998年 | 2月 | フッ素イオン導入法からフッ化物洗口法への検討会 |
1999年 | 6月 | 介護認定審査会開始 |
2001年 | 1月 4月 11月 |
在宅診療用器具購入 高齢障害者対策協議会設置 学校健診体制の検討会 |
2002年 | 6月 | フッ化物洗口法試行開始 |
2003年 | 4月 | フッ化物洗口法全小学校・幼稚園・保育園で本格実施 |
2006年 | 4月 6月 8月 |
水津修司氏第11代会長に就任 高齢障害者を対象とした『口腔ケア研究会』発足 歯科技工士会、歯科衛生士会と『周南・口の健康を考える会』結成 医師会、薬剤師会と徳山三師会合同協議会再開 |
2007年 | 4月 | 学校健診を校医単独健診制に移行 |
2008年 | 5月 7月 10月 |
周南市北部の無歯科診療所地域のために須金歯科診療所の開設 集団健診から周南市歯周疾患検診に移行 東ソー健保歯科健診を徳山歯科医師会が担当する |
2010年 | 6月 | いい歯スマイル検診が始まる |
2013年 | 4月 | 蔵田聡氏第12代会長に就任 |
2015年 | 11月 | こどもっちゃ商店街 |
2019年 | 6月 | 周南市民の健康を支える歯と口腔に関する条例 |
2021年 | 7月 | 河村誠氏13代会長の就任 |
徳山歯科医師会の歴史
今を遡ること約百年前に徳山歯科医師会の歴史は始まった。
明治時代の末期、河済九一氏が徳山の地で歯科医院を開設し、昭和初期山口県歯科医師会徳山支部の第一期支部長となった。その後、兼清環氏、布施貞一氏、石田直徳氏が支部長を務め、終戦を迎えた。
戦後、有田敏夫氏が初代会長に就任した。
連合軍司令部より歯科医師会改組の指令を受け、徳山歯科医師会も1948年4月田中敏彦氏が第2代会長に就任するとともに、社団法人として設立された。
その後、小野中庸氏、小野正義氏、井上俊介氏が会長となり、1961年には会員数38名となった。
1967年には、近鉄松下において歯の児童画展が初めて開催され、歯の無料相談も併催された。これより次第に公衆衛生活動が活発化していく。1970年には県下に先駆けて学童フッ化物塗布事業が開始され、1973年には会員数50余名となり、歯の健康優良児の審査と表彰が始められた。1982年には、徳山市保健課と離島・周辺地域の歯科医療について協議をし、1986年には実年老年健康診査を実施した。1993年には長年にわたる悲願だった徳山歯科医師会館が竣工し、その翌年には同会館内に休日診療所が開設された。1995年には在宅診療の検討会を立ち上げ、2001年には在宅診療用器具を購入し、在宅での診療が円滑に行えるようになった。また、同年、高齢障害者対策協議会を設置し、2006年には高齢障害者を対象とした『口腔ケア研究会』を発足させた。
学校歯科保健では、2003年にフッ化物イオン導入法からよりう蝕予防効果の期待できるフッ化物洗口法へと移行した。2007年に健診精度の向上を目指し、従来の応援体制による歯科健診から校医単独健診制とした。2008年に周南市北部の歯科診療所が閉院したため、地域住民のために須金歯科診療所を開設した。また同年、周南市歯周疾患検診は集団検診(保健センター等の決められた会場、日時で受ける方法)の形で行われていたが、個別健診(指定医療機関で受ける方法)に変更した。また東ソー健保歯科健診を徳山歯科医師会が担当するようになった。
2010年にいい歯スマイル検診が始まる。これは毎年、無料で19歳~39歳の方を対象にした歯科検診で、これまで検診のはざ間で歯科医師のチェックを受けることのなかった年齢層(19歳~39歳になる市民)を対象とした。2018年度からは、妊婦さんは年齢に限らず受診できるようになり、2019年度からは、検査内容に「口腔がんを含む粘膜疾患の検査」が追加された。2015年から、こどもっちゃ商店街に参加する。これは勤労感謝の日に職業体験を通して子供たちに歯科に対する理解を深めてもらうイベントである。2019年には「周南市民の健康を支える歯と口腔に関する条例」が施行された。一人ひとりが歯と口腔の健康づくりに取組み、健康寿命の延伸を図ることを目的として、市民、行政、医療機関等それぞれの役割や施策などを定めたものである。
2021年における会員数は83名で、地域医療の向上を目指し様々な事業を展開している。